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ジョージアのサペラヴィ、オーストラリアなど海外に拡大

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 ジョージアを代表する赤ワイン用品種サペラヴィに対する関心が高まっている。オーストラリア、ニュージーランド、米国などで栽培され、ジョージア国外で生産されるサペラヴィ・ワインを審査する「サペラヴィ・ワールド・プライズ 2017」も開かれる。
 ジョージアには500以上の土着品種があるが、サペラヴィの中心産地は東部カヘティ地方で、広く全土で栽培される。濃い色調で、酸が強く、しっかりした骨組みがある。遅摘みで繁殖力は高い。クヴェヴリで仕込まれることも多く、辛口赤ワインのほか、半甘口、甘口も造られる。ソ連には前から植えられていたが、近年はオーストラリア、ニュージーランド、米国、中欧、旧ソ連のウクライナ、アゼルバイジャン、カザフスタンなどでも栽培されている。
 サペラヴィ・ワールド・プライズは初めて、ジョージア国外で生産されるワインを首都トビリシで専門家が審査する。ジョージアのナショナル・ワイン・エージェンシーが後援している。オーストラリアでサペラヴィを栽培する19生産者のうち13生産者、ソ連の3生産者が既にエントリーしている。結果は秋に発表されるという。

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