エティエンヌ・ド・モンティーユ、函館にワイナリー開設を計画

　ブルゴーニュのヴォルネイに本拠を置くエティエンヌ・ド・モンティーユが、北海道南部にワイナリーを開いてピノ・ノワールの生産を計画していることを、ドリンクス・ビジネス香港の記者に対して明らかにした。
　報道によると、ド・モンティーユは北海道南部に土地を購入して、来年ワイナリーを開く予定。3－5ヘクタールから始めて、10－15ヘクタールに拡大する。チリやニュージーランドなど各地を回って、日本を高品質のピノ・ノワール生産の可能性と強力な国内市場がある唯一の国と考えているという。北海道の北部は雪が多いため、函館南部を候補にしている。バランスのとれたワインを造れる冷涼な気候と、低収量の火山性土壌にひかれている。
　エティエンヌは父ユベールからヴォルネイのドメーヌ・ド・モンティーユを継ぎ、シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェを買収した。