南アのプラッターズガイド、デジタル版が便利

　11月に刊行された南アフリカワインの基本ガイドとなる「プラッターズ・バイ・ダイナース・クラブ・サウスアフリカン・ガイド」2017年版。人気上昇中の南アフリカワインを知るのに欠かせないが、書籍の入手は手間がかかるため、日本では過去の評価も見られるデジタル版の利用が便利だ。
　プラッターズは2017年版で37版目。星なしから5つ星（95－100点）まで6段階で生産者を評価している。ワイン、シェリー、ブランディ、スピリットが対象。第一段階は資料を参照しながら、オープンでテイスティングして、コメントと得点をデータバースにアップする。第二段階で、4.5（90+点）以上の評価を得たワインがブラインド試飲で「ワイン・オブ・ザ・イヤー」の試飲に進む。そこで、95－100点を得たワインは5つ星が与えられる。トップスコアのワインから、赤、白、デザートワインのワイン・オブ・ザ・イヤーを決める。
　2017年版ガイドでは、720銘柄が21人のテイスターからなる7つのパネルによって、ブラインドでテイスティングされた。第一段階をオープンでテイスティングするのは、土地、土壌、ワイン醸造、哲学を知っている方が、個性、スタイル、品質の面でよりよくワインを理解出来るから。ヴィンテージの連続するヴィンテージを考慮しながらワインの品質を評価できるからだという。
　2008年から最新版までの評価が見られるデジタル版の購読はこちhttp://www.wineonaplatter.com/products