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アルゼンチン・メンドーサに拠点を置くカテナ・サパータが2年連続で「世界で最も称賛されるワインブランド」に選ばれ、南米で最も称賛されるワインブランドの称号も獲得した。
前回のランキングから2つ順位を上げたイタリアのアンティノリは、ヨーロッパで最も賞賛されるワインブランドの称号とともに2位を獲得し、長年ランキングに名を連ねるファミリア・トーレスが3位に入った。
カテナ・サパータは1902年にイタリア移民のニコラ・カテナが設立。マルベックをはじめとする高級ワインでアルゼンチンの国際的な評価を高めた。4代目経営者ラウラ・カテナは、カテナ・ワイン研究所でテロワール、気候変動への適応力、持続可能な栽培方法など科学的アプローチの研究を進めて情報を共有している。
グアルタジャリーにあるワイナリーのアドリアナ・ヴィンヤードの単一区画のシャルドネやマルベックは国際的な評論家から何度も満点評価を受けている。最近はメンドーサに初のレストラン「アンヘリカ・コシナ・マエストラ」(Angélica Cocina Maestra)を開いて、ワインツーリズムと美食の組み合わせにも注力している。
家族経営のアンティノリは1385年の創業。1970年代にティニャネッロを発表してスーパータスカンの道を開いて、グローバルにワイナリーを展開している。
ファミリア・トーレスも家族経営で、1870年にカタルーニャで創業。持続可能性と気候変動への取り組みが高く評価されている。
ヨーロッパ勢が引き続き上位を占め、50ブランドのうち36ブランドがフランス、スペイン、イタリアのいずれかの国・地域に属する。フランスが14ワイナリーでトップとなり、スペインが13ワイナリーでそれに続いた。
16回目となるこのランキングはソムリエ、バイヤー、卸売業者、マスター・オブ・ワイン、ワインライターからなるアカデミーの投票によって選ばれた。
2026年版リストには、スペイン・プリオラートのスカラ・デイ(Scala Dei)、英国のナイティンバー(Nyetimber)、カバのジュヴェ・カンプス(Juve & Camps)の3ブランドが新たにランクインした。
イタリア・トスカーナのオルネッライア(Ornellaia)は50位から16位にランクアップし、最高位上昇賞に輝いた。
注目すべきブランドとしては、南アフリカのカノンコップ(Kanonkop)が17位にランクインし、アフリカ・中東で最も称賛されるワインブランドの称号を維持した。リッジが34位にランクインし、北米で最も称賛されるワインブランドの12回目の栄誉に輝いた。
選定基準はワインの品質と安定性、価格対品質比、ブランド力とマーケティング力、伝統、持続可能性への取り組み、社会的責任などが含まれる。
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