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ドッグ・ポイントの共同設立者、ジェームス・ヒーリーが死去

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 ニュージーランド・マールボロでクラウディー・ベイのソーヴィニヨン・ブラン造りに尽力し、独立してドッグ・ポイント・ヴィンヤードを共同設立したワインメーカーのジェームス・ヒーリーが亡くなった。


 ヒーリーは1991年にクラウディー・ベイのワインメーカーとして入社し、2000年にテ・ココ・ソーヴィニヨン・ブランを開発した。テ・ココはクメウ・リヴァーのマイケル・ブラコビッチの助言を得て、当時としてはまれな野生酵母で樽発酵させたキュヴェ。ヒーリーは同僚だったクラウディ・ベイ創業ワインメーカーのケヴィン・ジャドと共にマールボロのソーヴィニヨン・ブランの可能性を開拓した。


 クラウディー・ベイで一緒に働いていたブドウ栽培家のアイヴァン・サザーランドと共に、2002年にドッグポイントを設立した。サザーランドは1985年にクラウディー・ベイのヴィンヤード・マネジャーに就任し、マールボロのブドウ栽培の可能性を広げた人物だ。ここでも野生酵母による醸造を行った。


 ヒーリーはパイオニア精神の持ち主で、ドッグ・ポイントは2009年にオーガニック認証を取得し、ニュージーランド最大のオーガニック認証ブドウ園となった。単一畑のソーヴィニヨン・ブランを樽熟成させた複雑な「セクション94」はニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランの概念を覆した。


 ヒーリーは2018年にアペラシオン・マールボロ・ワイン(AMW)の創設メンバーとなり、マールボロワインの品質と評判を守り続けた。地域への貢献が認められ、2025年にワイン・マールボロ生涯功労賞を受賞した。ネルソンに移住し、娘のアベル・ワインでシードルとシャルドネ造りを手伝っていた。

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