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ボルドー2024プリムールの試飲会が4月13日の週に行われる。雨量が多くてうどんこ病が多発して1991年以来、最小の収穫量となった。熟度は良好で赤ワインのいい年だったが品質の均一性には欠ける。
シャトー・ボーデュックのギャヴァン・クィニーのヴィンテージ・レポートによると、2024年の収量は35hl/haで収穫量は3億3180万Lにとどまった。過去10年間(2011-2020)の年間平均4億8700万Lより23%低く、1991年以来最小だった。赤ワイン比率は80.5%、ロゼワインが4.4%、辛口白ワインが10.5%で、クレマンが3.5%、甘口白ワインが1.1%生産された。
2024年の11月から9月の11か月間の降水量は1245ミリで2016年以降で最も多い。開花と収穫をそれぞれ左右する5月と9月がとりわけ多かった。5月の降水量は139ミリ。これが結実不良、花ぶるいにつながり、うどんこ病のリスクを高めた。クィニーはうどんこ病が全体の収穫量減少の約20-25%を占めたと推定している。また、9月の降水量も145ミリと多かった。
また、6月には雹が降り、右岸のフロンサック、ラランド・ド・ポムロール、ポムロール、サンテミリオンがダメージを受けた。
産地別にみると、オー・メドックの4大産地であるポイヤック、サン・ジュリアン、サン・テステフ、マルゴーと右岸のポムロールの収穫量が低下した。これら5つのワインの収穫量は、過去20年間の平均より20%から30%以上低い。
カベルネ・ソーヴィニヨンが恵まれ、赤ワインにとっては良いヴィンテージだった。多くのシャトーで補糖が行われた。アルコール度は13-13.5%と適度に高かった。カノン・ラ・ガフリエールのステファン・フォン・ナイペルグは2004年や1999年と比較している。
2024年のプリムール・キャンペーンはレオヴィル・ラス・カーズが51%ダウンで売り出し、ラフィット・ロートシルゴが32%の下落を記録した。クラシックなヴィンテージになりそうな2024のプリムール商戦の先行きは不透明だ。

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