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ヴィノスの編集長アントニオ・ガッローニが、2024年を振り返り、記憶に残るハイライトを発表した。
「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」はバローロ・ヴェルドゥーノ村の老舗「G.B.ブルロット」。ファビオ・アレッサンドリアがエレガントなバローロのカンヌビとモンヴィリエーロ、親しみやすいバルベラ・ダルバ、ランゲ・フレイザなどを生産している。
「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」はシャトー・レ・カルム・オー・ブリオンのギョーム・プーティエ。ペサック・レオニャンでカベルネ・フランと全房発酵を多用して、ブルゴーニュを思わせる複雑で精妙なワインを造っている。ガッローニは2022年のワイン・オブ・ザ・ヴィンテージにレ・カルム・オー・ブリオン2020を選んだ。
「ワイン・オブ・ザ・イヤー」はリチャード・サンヴォードがサンタ・リタ・ヒルズに初めてピノ・ノワールを植えたサンフォード・ワイナリーの「ピノ・ノワール サンフォード&ベネディクト 1976」。米国のワイン醸造学の歴史において最も重要なワインの1つと評価している。
注目の新進ワインメーカーには、カリフォルニア州サンタ・バーバラのロス・オリボス地区の「Amevive」、バローロ・モンフォルテ・ダルバの「カ・ディ・プレス」と「ルイジ・ジョルダーノ」を挙げた。
ヴィノスでボルドーやブルゴーニュを担当するニール・マーティンは、ワイン・オブ・ザ・イヤーに「シャトー・トロタノワ1961」、手頃な価格のワイン・オブ・ザ・イヤーにドメーヌ・ド・ロマランがボジョレーで造る「レニエ 2022」、テイスティング・オブ・ザ・イヤーに「ヴュー・シャトー・セルタン 1923-2020」を選んだ。
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