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2015年にユネスコの世界遺産に登録されたブルゴーニュのクリマを、空撮で紹介したビデオがブルゴーニュワイン委員会のウェブサイトで紹介されている。
クリマはコート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌの斜面に広がるブドウ畑の区画をさす。わずか6キロに1249のクリマが存在する。中世から修道僧たちが開拓し、テロワールの概念の基礎を形成してきた。地勢や畑の向きによって異なる個性をワインの中に表現している。ボーヌを核とする商業的な生産システムと、政治的な規制を体現するディジョンがクリマの原動力となってきた。ユネスコは中世からブドウ栽培とワイン生産を発展させてきた傑出した事例と認めた。
7分22秒に及ぶ映像は、修道院やオスピス・ド・ボーヌを紹介しながら、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、クロ・ド・ヴージョなどの主要な畑を空撮で紹介している。動画はこちら
ユネスコの世界遺産に認められたワイン生産と関連する主な産地は以下の通り。
ボルドーのサンテミリオン(フランス)
ボルドーの月の港(フランス)
ロワール渓谷(フランス)
リグーリアのチンクェ・テッレ(イタリア)
カンパーニャのアマルフィ海岸(イタリア)
トスカーナのオルチャ渓谷(イタリア)
ピエモンテのランゲ・ロエロ・モンフェッラート(イタリア)
シチリアのパンテッレリーア(イタリア)
ヴァッハウのノイジードル湖(オーストリア)
トカイ(ハンガリー)
ライン川中央部(ドイツ)
ドウロ渓谷(ポルトガル)
ピコ諸島(ポルトガル領・アゾレス諸島)
レマン湖北岸のラヴォー(スイス)
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