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ヴィネクスポの元責任者でDBR(ラフィット)取締役のギヨーム・ドグリーズが、シャンパーニュの世界に戻ってくる。アンリオのマネージング・ディレクターとテロワール・エ・ヴィニュロン・ド・シャンパーニュ(TEVC)のグローバル開発責任者を兼務する。
ドグリーズは1998年から2002年までボランジェ、2002年から2013年までローラン・ペリエで働いた。2013年から5年間にわたりワインとスピリッツの国際見本市ヴィネクスポのCEOを務めた。ブルゴーニュのメゾン・アルベール・ビショーのCEOを経て、2020年にDBR(ラフィット)の国際ディレクターに就任した。
メゾン&ドメーヌ・アンリオの過半数の株式を2022年に買収したアルテミス・ドメーヌが、1年後にアンリオをシャンパーニュ最大の協同組合「テロワール・エ・ヴィニュロン・ド・シャンパーニュ」(TEVC)に売却した。今回の人事はTEVCから発表された。
TEVCはモエ・エ・シャンドン、ヴーヴ・クリコに続くシャンパーニュの3番目のブランドであるニコラ・フィアットのほか、カステルノー、アンリ・アベレも抱える。クリストフ・ファレスCEOは、グループの国際戦略に意欲的だ。ブランド・ビジネスに通じる経営者のドグリーズが、ポートフォリオ全体の統合とビジネス開発に責任を負う。
また、ドグリーズはメゾン・アンリオのセラー・マスターで副支配人に任命されたアリス・テティエンヌと協力して、アンリオの発展にも注力する。
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