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マスター・ソムリエの「ソムリエ入門コース&試験」が日本に上陸

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 ソムリエ資格の最高峰「マスター・ソムリエ」(MS)の資格を持つ講師から指導を受けて、MSの入門コースの試験を受けられるマスター・ソムリエ協会(CMS)の「ソムリエ入門コース&試験」が日本に上陸する。2月3日と4日の2日間にわたり、キャプラン・ワインアカデミー青山教室(東京・南青山)で行われる。


 マスター・ソムリエは世界のワイン業界に通用する資格。最初の試験は1969年にロンドンで行われた。現在はヨーロッパ、オセアニア、アジア、南北アメリカで試験が行われている。世界最優秀ソムリエコンクールに出場するような各国のトップソムリエがディプロマを取得している。現在世界に275人の資格所有者がいる。


 日本人では、2019年8月にオーストラリア生まれの当時24歳の高松亨さんが初のMSとなった。レベル1(入門コース)からレベル4(マスター・ソムリエ)まで4段階に分かれている。


 2日間のコースでは、世界の主要なワイン産地と飲み物について学び、「Deductive Tasting」(演繹的な試飲)という試飲フォーマットの基礎を身につける。講義を終えた2日目の最後に70問の選択問題からなる試験を受けて、60%のスコアを獲得すれば入門コースの資格が得られる。


 講師はホスピタリティ業界の経験が長いマイケル・メーガーMS、メルボルンにベースを置く廣瀬有希MSら4人。講義は通訳がつくが、テキストと試験は英語となる。


 定員は24人。受講料は17万2000円。


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