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世界最大級の高級ワイン・トレーダーのLiv-exが、ボルドー2022プリムール・キャンペーンのアンケートを行い、ワイン・オブ・ザ・ヴィンテージにシャトー・シュヴァル・ブランが選ばれた。ロバート・パーカーの引退後に混沌としているプリムールで最も影響力のある評論家はニール・マーティン(ヴィノス)が選ばれた。
Liv-exは世界44か国に630以上の会員がいて、新興企業から数百年の歴史を持つ老舗まで、幅広い層をカバーしている。高級ワインの世界的な売上の90%を占めると推定されている。毎年、プリムールを試飲したプロフェッショナルに対して調査を行っている。
価格とは関係なく、好きなワインを上位5位まで挙げてもらい、得点をつけた。その結果、1位はシャトー・シュヴァル・ブラン。2位がラフィット・ロートシルト、3位がフィジャック、4位がレ・カルム・オー・ブリオン、5位がシャトー・マルゴーだった。
ワイン・オブ・ザ・ヴィンテージのトップ10は以下の通り
1 シュヴァル・ブラン
2 ラフィット・ロートシルト
3 フィジャック
4 レ・カルム・オー・ブリオン
5 マルゴー
6 パルメ
7 カノン
8 ヴュー・シャトー・セルタン
9 ムートン・ロートシルト
10 モンローズ
一方、ケースあたり1000ポンド以下のワイン商がお気に入りのヴァリュー・ワインには、ブラーヌ・カントナックが1位に入り、ローザン・セグラ、グラン・ピュイ・ラコストと続いた。
ヴァリューワインのトップ10は以下の通り。
1 ブラーヌ・カントナック
2 ローザン・セグラ
3 グラン・ピュイ・ラコスト
4 ブラネール・デュクリュ
5 レオヴィル・バルトン
6 レ・カルム・オー・ブリオン
7 レオヴィル・ポワフェレ
8 ポンテ・カネ
9 ベルリケ
10 ラ・ガフリエール
また、ベスト・アペラシオンは1位がサンテミリオン、2位がポムロール、3位がサンジュリアン、4位がマルゴー、5位がポイヤックの順番だった。
ヴィンテージの得点については、2022年が96.2点でトップ。2010(96点)、2009年(96点)、2016年(95.9点)、2018年(95.5点)と続いた。2019年と2020年はコロナのため調査が行われていない。
2022プリムールの購買に最も影響力のある評論家を調査したところ、トップは昨年と同じくニール・マーティン(ヴィノス)だった。2位はウィリアム・ケリー(ワイン・アドヴォケイト)、3位がアントニオ・ガッローニ(ヴィノス創業者)、4位がリサ・ペロティ・ブラウン(ワイン・インディペンデント)、5位がジェーン・アンソン(インサイド・ボルドー)だった
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