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古木に精通する南アフリカの栽培家ローザ・クルーガーが、デキャンターの2022年の「ホール・オブ・フェイム」に選ばれた。
この賞は1984年に創設された「マン・オア・ウーマン・オブ・ザ・イヤー」として始まり、今年で39回目を迎えた。南アフリカ人が選ばれるのは初めて。
クルーガーは元南アフリカ共和国大統領ポール・クルーガーのひ孫。トランスバール北部の農場で育った。ジャーナリストなどのキャリアを積んだ後、ブドウ園経営に転身した。南アフリカの古いブドウ樹の発見、保存、再生に尽力している。
2016年にオールド・ヴァイン・プロジェクトを設立した。アパルトヘイト後の南アフリカのワインシーンに貢献している。
また、2回目となるライジング・スター2022には、ギリシャのワインメーカーのアポストロス・ティミョプロス(Apostolos Thymiopoulos)が選ばれた。ギリシャ北部のマケドニア地方ナウサを拠点とし、クシノマヴロから造られる赤ワインに変革をもたらしたことで知られている。
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