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新世界ワインの最新ヴィンテージが9月に売り出されるラ・プラス・ド・ボルドーの「Beyond Bordeaux」商戦に、ナパヴァレーの有名ワイナリーが相次いで参入している。
醸造家のアンディ・エリクソンと栽培家アニー・ファヴィアのカップルが造るファヴィア・ワインズ(Favia Wines)は、カベルネ・ソーヴィニヨンを軸にワインを生産している。カップルはスクリーミング・イーグルで、醸造と栽培を担当していた時に出会い、2003年にファヴィアを興した。
カベルネ・ソーヴィニヨン・クームズヴィル(Cabernet Sauvignon Coombsville)と、カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドしたセロ・スール(Cerro Sur)の2019ヴィンテージが、ボルドーのネゴシアン経由で売られる。
また、モルレ・ファミリー・ワインはオークヴィルのカベルネ・ソーヴィニヨン主体で造るクール・ド・ヴァレ(Couer de Vallee)2019を、ボルドーの12ネゴシアンを通じて販売する。
リュック・モルレはシャンパーニュの家系で育ち、ボルドーの国立農学研究所やボーヌのメゾン・シャンソン・ペール・エ・フィスでインターンを経験し、ワイン商取引のMBAを取得した醸造家。ピーター・マイケル・ワイナリーでワインメーカーを務め、現在はコンサルティング・ワインメーカー。
ナパヴァレーでは、オーパス・ワン、プロモントリー、インシグニア(ジョセフ・フェルプス)、マヤ(ダラ・ヴァレ・ヴィンヤーズ)、ピム・レイ(テスロン・エステート)、ルビコン(イングルヌック)、クインテッサ、ピーター・マイケル、ボーリューなどが、ラ・プラス・ド・ボルドーで販売されている。
このほか、イタリア・ヴェネトのアレグリーニは、アマローネを初めてラ・プラスで売る。オーストリア・ブルゲンランドのクラッハーも、甘口のグランド・キュヴェ・トロッケンベーレンアウスレーゼ・2019をリリースする。
100を超す高級ワインが9月に一斉に市場に出る。
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