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ローラン・ド・ビィのオーナー、ネゴシアンブランドで誤解を招いたとして罰金

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 ボルドー・メドックのクリュ・ブルジョワ「シャトー・ローラン・ド・ビィ」のネゴシアン・ブランドが、欺瞞的なマーケティングで消費者に誤解を与えたとして、ボルドーの裁判所から20万ユーロの罰金を課す判決を下された。


 Vitisphereによると、罰金の対象となったのはローラン・ド・ビィが2017年に発売した「ボルドー・ド・ビィ」(Bordeaux de By)。ローラン・ド・ビィのラベルのフォントを再現し、mis en bouteille a la propriete」(領地で瓶詰め)と「recoltant」(生産者)というフレーズに言及し、消費者を誤解させたおそれがあると判断された。


 ワインは2017年夏から1年間にわたり、50万本が販売された。ブランドを独占販売した企業「メトロ」は、多くの賞を受賞したボルドーのローラン・ド・ビィのエステートを選んだと広告した。


 シャトーの持ち株会社、オーナーのジャン・ギヨン、販売業者とその責任者らが計20万ユーロの罰金を課された。


 ネゴシアンのワインがシャトーとのつながりを利用して、罰金を受けたのはグロリア、シトラン、モーカイユ、ラリヴェ・オー・ブリオンなど過去にも例がある。

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