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アオ・ユン2018、中国ワインで初めてラ・プラス・ド・ボルドーで販売

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 LVMHが中国・雲南省で手掛ける「アオ・ユン」(Ao Yun)の2018ヴィンテージが、中国ワインで初めてラ・プラス・ド・ボルドーで販売される。


 アオ・ユンはLVMH傘下のモエ・ヘネシー・エステーツ&ワインズが、アジアで最高のワイン造りを目指して、2009年からプロジェクトを始めた。2013は英国の高級ワイン取引プラットフォームLiv-exで、2016年から中国ワインとして初めて取引された。


 特異なテロワールだ。ヒマラヤ山脈のふもとの標高2200-2600mの急斜面の畑で、7000m級の山々にさえぎられて、1日の日照時間が6-7時間しかない。昼夜の寒暖差が大きく、ハングタイムは通常より30日以上長い160日に達する。


 地元の家族が従来と同様の農薬を使わない有機栽培で、機械を使わずにブドウを栽培している。天候が一定せず、収穫年によって性格が異なる。


 2018のブレンド比率はカベルネ・ソーヴィニヨン60%、カベルネ・フラン19%、メルロー10%、シラー7%、プティ・ヴェルド4%。中国製のカメとオーク樽を併用して熟成した。


 ワイン・アドヴォケイトの中国担当エドワード・ラグMWが、今年初めに投稿した「中国のファインワイン2021」特集では、中国のワインで最高得点の95点を獲得した。


 ドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルド(ラフィット)が山東半島で手掛けるLong Dai(ロン・ダイ)と並んで、中国のグランヴァンの地位を確立している。

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