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デカンター・ホール・オブ・フェイム、ペンフォールズのピーター・ゲイゴが受賞
ペンフォールズのチーフワインメーカー、ピーター・ゲイゴが、今年の「デカンター・ホール・オブ・フェイム」を受賞することが発表された。
デカンター・ホール・オブ・フェイムは、以前は「デカンター・マン・オブ・ザ・イヤー」と呼ばれていた。ワイン業界全体への貢献を称えて創設された。ゲイゴは38番目の受賞者となる。
ゲイゴはメルボルンで教師をしていた頃、ワインへの関心が高まり進路を変更した。ワイン醸造の学位を取得し、1989年にスパークリングワインメーカーとしてペンフォールズに入社。2002年、ョン・デュヴァルの後任としてチーフ・ワインメーカーに就任した。
シャンパーニュやカリフォルニアとの共同プロジェクトなど、従来にない新たな分野のワインを生産し、業界の注目を集めてきた。177年の歴史を持つペンフォールズの大使役としても、世界を飛び回った。
デカンター誌のクリス・メイラード編集長では「我々のホール・オブ・フェイム賞は、長年にわたりワイン業界の最も著名な人物を数多く表彰してきた。ピーターがこの名誉に値する人物であることは審査員の間で疑いの余地がなかった。彼のペンフォールズへの監督により、会社とそのワインは力強さを増している。価値ある受賞者です」とコメントした。
一方、デカンターは初めてライジングスター賞を授与した。1回目の受賞者は、ボルドー大学ブドウ・ワイン科学研究所(ISVV)の教授で、コンサルタントのアクセル・マルシャル博士。フランス国内の24のワイナリーに助言を与えている。
マルシャルはボルドー大教授で、世界的なコンサルタントでもあったドゥニ・デュブルデューの弟子。毎年のプリムールで発表されるヴィンテージ・レポートなどでち密な分析を見せている。
ワインの将来を見据えることを重視しており、変化をもたらし未来を担う人物を称えるために、ライジング・スター賞を創設したという。
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