カリフォルニアで収獲スタート、干ばつで収穫量減少

　カリフォルニア州ノース・コーストで、8月第一週からスパークリングワイン用ブドウの収獲が始まった。2年連続の干ばつの影響で、早熟で小規模な収獲になる見通し。

　糖度の低いスパークリングワイン用ブドウは、スティルワインの数週間前に収穫される。シャンドン・カリフォルニアには4日に、ヨーンとヴィル近郊の自社畑からシャルドネが運び込まれた。

　
　また、ソノマ・カウンティのセバストポールでは、11日、アイアン・ホース・ヴィンヤーズのブドウの摘み取りが始まった。

　干ばつにより、カリフォルニア州の水規制当局は、ロシアン・リヴァーの取水制限を厳しくしている。メンドシーノ郡のピノ・ノワール、レイク郡のソーヴィニヨン・ブランは収穫量が減少する見通し。