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クラレンス・ディロン、シャトー・グラン・ポンテを買収

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 ドメーヌ・クラレンス・ディロンが、サンテミリオンのグラン・クリュ・クラッセ「シャトー・グラン・ポン」(Chateau Grand Pontet)を買収した。


 グラン・ポンテは1980年代にベコ家がバルトン&ゲスティエから買収した。サンテミリオン西部の石灰岩プラトーに位置する約12.7ha。近隣にカノン、ボーセジュール、クロ・フルテがある。メルロ70%、カベルネ・フラン17.5%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%。マルベック5%。


 クラレンス・ディロンはサンテミリオンのシャトー・クィンタス(Chateau Quitus)に統合すると見られる。

 


 サンテミリオンでは、2022年に予定されている次回の格付けにプルミエ・グラン・クリュ・クラッセA(1er GCC-A)のシャトー・オーゾンヌとシャトー・シュヴァル・ブランが、申請せず、撤退することを決めて、波乱が巻きおこっている。


 格付けの評価基準をめぐって、最初から頂点に立ち続けてきた2シャトーが、試飲やテロワールが軽視されていることに不満を表明した。


 サンテミリオンのプルミエ・グラン・クリュ・クラッセは82シャトーがあり、グラン・クリュ・クラッセが64、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセが18。このうち、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセA(1er GCC-A)のアンジェリュスとパヴィは、格付け申請する。

 

 格付けは基本的に10年ごとに更新される。歴史的な名声、テロワール、評論家の評価などに基づいて、毎年、売出し価格が決められ、消費者が購入する。


 中国の消費者は格付けにこだわる傾向があるが、サンテミリオンの格付けは最新の品質をより忠実に反映するため、ボルドーの1855年の格付けより市場に対する影響力が大きい。実際、2012年に1er GCC-Aに昇格したアンジェリュスとパヴィの価格は大きく上がった。


 格付けはサンテミリオンの品質の原動力となっている。空白状態の生まれたプルミエ・グラン・クリュ・クラッセAをめぐって、高品質シャトーの今後の行方が注目される
 


 昇格のポテンシャルが取り沙汰されているのは、ベレーヌ・モナンジェ、フィジャック、カノン、ヴァランドローなど。


PREMIERS GRANDS CRUS CLASSÉSは以下の通り

Château Angélus (A) 

Château Ausone (A) 

Château Beau-Séjour (héritiers Duffau-Lagarrosse) 

Château Beau-Séjour-Bécot 

Château Bél Air-Monange 

Château Canon 

Château Canon la Gaffelière 

Château Cheval Blanc (A) 

Château Figeac 

Clos Fourtet 

Château la Gaffelière 

Château Larcis Ducasse 

La Mondotte 

Château Pavie (A) 

Château Pavie Macquin 

Château Troplong Mondot 

Château Trottevieille 

Château Valandraud 

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