ジョージ・クルーニーが不動産を購入、ミラヴァルに続くプロヴァンス・ロゼを造るか！？

　プロヴァンスから、ミラヴァルに続くセレブカップルのロゼワインが生まれるかもしれない。

　Terre de Vinsなどフランスのメディアによると、人気俳優ジョージ・クルーニーとレバノン系英国人弁護士のアマル夫妻が、ピットジョリー（Pitt-Jolie）の所有するミラヴァルに近いドメーヌ・ド・カナデル（Domaine de Canadel）の購入に数日中に署名する予定だ。

　ドメーヌ・ド・カナデルは、リゾート地のヴァール県の中心ブリニョール（Brignoles）にある172haの敷地にある。4haのブドウ畑には、ピットジョリーも植えている有機栽培の白ブドウのロールも含まれる。20年前にコンサルタントの醸造家ローランス・ベルルモンに託され、ブドウは地元の協同組合に販売されている。

　18世紀に建てられた建物がオークや松の森の中に建っていて、美しい庭園、プール、湖、テニスコートなどが広がっている。住居用に購入したものだが、ワインを造ることはできる。

　オーストラリア人の実業家が1992年に購入し、別荘として利用していた。地元の市長が歓迎の意思を表明し、地元紙にも報道されている。カナデルはジョージ・ルーカスが2017年からSkywalkers Vineyardsを通じて所有しているシャトーヴェールのChateau Marguiからも数キロしか離れていない。

　フランス国内だけでなく、米国でも人気の高いプロヴァンス・ロゼは、コス・デストゥルネルのミシェル・レイビエやシャネル、LVMHらがこぞって進出し、ワイン造りのプロジェクトを進めている。