低アルコール酵母を発見

　オーストラリアワイン研究所が、ラボの実験で低アルコールのワインを生む酵母株の分離に成功した。

　ワイン・スペクテイター誌によると、シラーズとシャルドネのアルコール度をそれぞれ1・4％、0・9％下げられるという。地球温暖化などの要因で、アルコール度が高くなるのを防ぐため、この酵母は役立つと見られる。しかし、ネイル除光液のような匂いを生成したり、単体では発酵を終えられないなどの問題があり、実用化にはさらなる研究が必要のようだ。