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アサヒビールは19日、ワイン事業方針説明会を開き、2019年度は前年度比103%の435億円を目指す方針を発表した。
2018年度のアサヒグループのワイン事業実績は前年度比102%と堅調に推移した。新年度は日欧EPA発効を受けてイタリアやフランスのスパークリングを中心に40アイテムを3月1日から値下げする。チリのアルパカブランドのオーガニックシリーズの拡充、国産の酸化防止剤無添化ワインの新発売などで、売り上げ増を狙う。
アサヒビールは昨年9月、ラベルプリンター大手「サトーホールディングス」社長を務めた松山一雄氏を専務取締役に招いた。飲料業界以外で活躍してきた人材の斬新なマーケティングで活性化を図る。
2019年度はアサヒワインアンバサダーに女優の米倉涼子さんを起用し、アサヒビールの幅広いラインアップをPRしていく。ヒットしたドラマでもワインに詳しい役柄を演じており、暮らしの中でもデイリーから高級ワインまで広く楽しんでいるという。
新発売されたアルパカの「サンタ・ヘレナ・アルパカ・オーガニック」などを試飲して、テイスティングのコメントを披露した。
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