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世界で最もワインを消費する都市、トップはパリで東京は10位

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 パリが世界で最もワインを消費する都市であると、「ヴィニシュッド」と「ヴィノヴィジョン」が共同で開く見本市「ワイン・パリ」が発表した。東京はアジアで唯一トップ10入りし、10位だった。

 「ワイン・パリ」はフランスの南部と北部を代表する団体が提携して、2019年2月にパリで開く見本市。調査会社に委託して、世界の主要都市の消費と販売を調査した。2017年のパリ大都市圏のワイン消費量は530万ヘクトリットルで、7億900万本に相当する。

 2位はドイツのルール大都市圏(エッセン、ドルトムンと、デュースブルク)で、400万ヘクトリットル(5億3700万本相当)。3位はアルゼンチンの大ブエノスアイレス都市圏で、360万ヘクトリットル。ミラノ(330万ヘクトリットル)、ロンドン(295万ヘクトリットル)と続く。

 パリがトップに立ったのは、2万軒のホテル、レストラン、ワインバー、カフェ、1100のワイン商、1900の販売業者、142にのぼるミシュランの星を有するレストランなどのおかげと見られている。パリはフランスの消費者、大勢の旅行客、国際的なビジネスマンを迎えていて、その数は2017年に3380万人にのぼった。

 5位のロンドンに続いたのは、ニューヨーク(280万ヘクトリットル)、ロサンゼルス(220万ヘクトリットル)、ローマ(170万ヘクトリットル)、ベルリン(195万ヘクトリットル)、東京は120万ヘクトリットルで、アジアで唯一トップ10入りした。

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