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アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクールの決勝が18日、京都で行われ、日本代表の岩田渉さん(Cave de K)が優勝した。岩田さんは来年3月10日からベルギー・アントワープで開催予定の世界最優秀ソムリエコンクールへの切符を手にした。日本代表は過去の全日本最優秀ソムリエに出場資格があり、意欲を示している森覚さん(コンラッド東京)が選ばれる可能性が高い。29歳の新鋭と40歳のベテランが世界舞台に挑む。
アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクールは、16日から18日まで京都ホテルオークラで行われた。日本からは、4月の全日本最優秀ソムリエコンクールで優勝した岩田さんと2位の井黒卓さん(ロオジエ)が出場した。12か国24人の選手が戦い、18日の決勝には岩田さん、中国代表、マレーシア代表が挑んだ。
アペリティフのサービス、白ワイン4種のブラインド・テイスティング、料理とのペアリング、シャトー・シマールのマグナム瓶のデカンテーションとサービス、ワイン購入の提案、ポルトのブラインド・テイスティング、ハードリカー類5種のテイスティング、画像を見ての間違い探しなどの課題が出された。
白ワイン4種のブラインドテイスティングの銘柄は以下の通り。
2016 Weingut Eifel, Trittenheimer Altarchen Riesling Kabinett Feinherb, Mosel, Germany
1994 Paul Jaboulet Aine, Hermitage La Chapelle, Rhone, France
2013 Luigi Giordano, Barbaresco Asili, Piedmont Italy
2002 Hugel, Gewurztraminer Vendange Tardive, Alsace, France
酒精強化、ウイスキーなどの銘柄は次の通り。
2013 Florio, Marsala Superiore Dolce, Sicily, Italy
Johnnie Walker Double Black, Blended Scotch Whisky
Buffalo Trace, Kentucky Straight Bourbon Whisky, USA
Myer's Original Dark Rum, Jamaica
Osborne, Carlos I, Brandy de Jerez Solera Gran Reserva, Spain
決勝の結果は以下の通り。
優勝 岩田渉
2位 Kam Fung Reeze Choi(中国)
3位 Li Vern Ho(マレーシア)
岩田さんは同志社大学時代にニュージーランドに留学し、各国のワイナリーを回った。卒業後は京都のバー「Cave de K」で働き、4月の全日本最優秀ソムリエコンクールに初出場で優勝した。今回の優勝で世界への切符を手にした。
来年3月の世界最優秀ソムリエコンクールの日本代表は、日本ソムリエ協会が11月26日に発表する。過去の全日本最優秀ソムリエには、全員出場資格があるが、現時点では森覚さんだけが出場意欲を表明している。他に手を挙げる人間がいなければ、森さんが4度目の世界舞台に挑戦する可能性が高い。
森さんはパークハイアット東京の「ニューヨーク グリル&バー」、ホテルニューオータニの「トゥールダルジャン」を経て、現在はコンラッド東京のエグゼクティヴ・ソムリエ。2010年のチリ大会、2013年の東京大会、2016年のアルゼンチン大会と3回連続出場し、アルゼンチンでは8位に輝いた。着実に順位を上げている。
日本人は2000年のモントリオール大会で石田博さんが3位になって以来、メダルを手にしていない。突然現れた新星と円熟のベテランによる日本人コンビの戦いは、半年後の世界大会に向けて既に助走が始まっている。
全日本最優秀ソムリエコンクールの優勝者は以下の通り。
2017年 岩田 渉
2014年 石田 博
2011年 谷 宣英
2008年 森 覚
2005年 佐藤 陽一
2002年 阿部 誠
1998年 石田 博
1996年 石田 博
アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクールは、16日から18日まで京都ホテルオークラで行われた。日本からは、4月の全日本最優秀ソムリエコンクールで優勝した岩田さんと2位の井黒卓さん(ロオジエ)が出場した。12か国24人の選手が戦い、18日の決勝には岩田さん、中国代表、マレーシア代表が挑んだ。
アペリティフのサービス、白ワイン4種のブラインド・テイスティング、料理とのペアリング、シャトー・シマールのマグナム瓶のデカンテーションとサービス、ワイン購入の提案、ポルトのブラインド・テイスティング、ハードリカー類5種のテイスティング、画像を見ての間違い探しなどの課題が出された。
白ワイン4種のブラインドテイスティングの銘柄は以下の通り。
2016 Weingut Eifel, Trittenheimer Altarchen Riesling Kabinett Feinherb, Mosel, Germany
1994 Paul Jaboulet Aine, Hermitage La Chapelle, Rhone, France
2013 Luigi Giordano, Barbaresco Asili, Piedmont Italy
2002 Hugel, Gewurztraminer Vendange Tardive, Alsace, France
酒精強化、ウイスキーなどの銘柄は次の通り。
2013 Florio, Marsala Superiore Dolce, Sicily, Italy
Johnnie Walker Double Black, Blended Scotch Whisky
Buffalo Trace, Kentucky Straight Bourbon Whisky, USA
Myer's Original Dark Rum, Jamaica
Osborne, Carlos I, Brandy de Jerez Solera Gran Reserva, Spain
決勝の結果は以下の通り。
優勝 岩田渉
2位 Kam Fung Reeze Choi(中国)
3位 Li Vern Ho(マレーシア)
岩田さんは同志社大学時代にニュージーランドに留学し、各国のワイナリーを回った。卒業後は京都のバー「Cave de K」で働き、4月の全日本最優秀ソムリエコンクールに初出場で優勝した。今回の優勝で世界への切符を手にした。
来年3月の世界最優秀ソムリエコンクールの日本代表は、日本ソムリエ協会が11月26日に発表する。過去の全日本最優秀ソムリエには、全員出場資格があるが、現時点では森覚さんだけが出場意欲を表明している。他に手を挙げる人間がいなければ、森さんが4度目の世界舞台に挑戦する可能性が高い。
森さんはパークハイアット東京の「ニューヨーク グリル&バー」、ホテルニューオータニの「トゥールダルジャン」を経て、現在はコンラッド東京のエグゼクティヴ・ソムリエ。2010年のチリ大会、2013年の東京大会、2016年のアルゼンチン大会と3回連続出場し、アルゼンチンでは8位に輝いた。着実に順位を上げている。
日本人は2000年のモントリオール大会で石田博さんが3位になって以来、メダルを手にしていない。突然現れた新星と円熟のベテランによる日本人コンビの戦いは、半年後の世界大会に向けて既に助走が始まっている。
全日本最優秀ソムリエコンクールの優勝者は以下の通り。
2017年 岩田 渉
2014年 石田 博
2011年 谷 宣英
2008年 森 覚
2005年 佐藤 陽一
2002年 阿部 誠
1998年 石田 博
1996年 石田 博
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