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ロック×ピノ・ノワール、世界最大級のピノ・ノワールの祭典「ピノパルーザ」が東京に上陸

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 音楽を聴きながらワインをカジュアルに楽しむ世界最大級のピノ・ノワールの祭典「ピノパルーザ」(Pinot Palooza)が5月、東京に上陸する。
 ピノパルーザは2012年にオーストラリアのメルボルンで初めて開かれた。愛好家やプロ向けの堅苦しいイベントではなく、ロックフェスティヴァルのような自由な雰囲気でワインを楽しみ、若い世代のワインの飲み手を開拓してきた。ジェーンズ・アディクションのペリー・ファレルが1991年に米国で始めて、パール・ジャムやレッド・ホット・チリ・ペッパーズなどオルタナティヴロックを後押ししたロックフェス「ロラパルーザ」にちなんで命名された。
 教育的ではなく、オルタナティヴな手法でワインの魅力を広めようというこのイベント。オーストラリアのソムリエ、教育者のダン・シムズが発案し、オーストラリア、ニュージーランド、アジアで展開。これまでに、アタ・ランギ、ベル・ヒル、マウント・エドワードなど260以上のワイナリーが参加してきた。
 「PINOT PALOOZA TOKYO」は5月27日、東京・湾岸エリアの複合施設「TABLOID」で開かれる。オーストラリア、ニュージーランド、イタリア、アメリカ、フランスなどから40以上のワイナリーが参加する。来日予定のワイナリーは、オーストラリアからヴィクトリア州のカーリー・フラット、メイヤー、アデレード・ヒルズのショウ&スミス、タスマニアのトルパドル、ステファノ・ルビアナ、ニュージーランドからバーン・コテージ、クメウ・リヴァー、シューベルトなど。
 めったに会えないプレミアム・ワイナイリーが来日し、赤、ロゼ、スパークリングのピノ・ノワールを参加者に注ぎ、DJが選曲したロック音楽と共に楽しめる。モダンヴェトナム料理の「An Di」、オーストラリア発タイ料理の「Longrain」、トリュフパスタ料理の「OUT」が、ピノと合う料理を提供する。
 ダン・シムズは「ワインは暮らしの一部であり、堅苦しい理屈を抜きに、音楽を聴きながら楽しさを吸収してほしい」と話す。日本側ビジネスパートーナー吉川慎二さんは「日本は経験値の高い愛好家向けのイベントやワイン会は充実しているが、このイベントはワインに入門したいが気おくれしている初心者に、ワインの魅力を知ってもらい、すそ野を広げるのが狙い」と敷居の低さを強調する。
 イベントは5月27日正午から「TABLOID」( 東京都港区海岸2-6-24)で。入場券は5000円。ワイン試飲代とワイングラスが含まれる。詳しくはこちらhttp://www.pinotpalooza.jp/

 参加予定ワイナリーは以下の通り。

【オーストラリア】Bass River、Curly Flat、Domaine Chandon、Finniss River、Giant Steps、Holyman、Josef Chromy、Moondarra、Ochota Barrels、Picardy、Shaw&Smith、Stefano Lubiana、Stoney Rise、Timo Mayer、Tolpuddle、Vinteloper、Yering Station

【ニュージーランド】Alexander、Burn Cottage、DON、Hermit Ram、Kumeu River、Mt Difficulty、Schubert

【イタリア】Cantina Lavis、Cantina Terlano、Maso Grener

【アメリカ】M&J Becker
ダン・シムズと吉川慎二さん

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