2016と並ぶ大作、シャトー・カロン・セギュール2018（ボルドー2018プリムール）
試飲
山本 昭彦
「眠れる森の姫」だったシャトー・カロン・セギュールは2012年、フランスの保険会社スラヴニールに買収されて、完全に力..
フレッシュ感際立つエール・ダルジャン2018（ボルドー2018プリムール）
試飲
山本 昭彦
ポイヤックにある3つの１級シャトーの中で、ムートン・ロートシルトはいつも訪問しがいがある。ムートンのほかに、クレール..
エキゾチックな超大作、富裕な実業家ミシェル・レイビエ率いるシャトー・コス・デストゥルネル2018（ボルドー2018プリムール）
試飲
山本 昭彦
プリムールの試飲は、おおむね技術責任者と話しながら行う。そのために、シャトーも時間を細かく刻んで、ジャーナリスト向..
べと病に負けない自然派グランヴァン、シャトー・ラトゥール2018（ボルドー2018プリムール）
試飲
山本 昭彦
シャトー・ラトゥールは2018年10月、エコセールのビオロジック認証を得た。1級格付けシャトーで初めての画期的な出来事だっ..
最小限のプレスワインでエレガンス、シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ2018（ボルドー2018プリムール）
試飲
山本 昭彦
1980年代から90年代のボルドーでは、糖度とフェノリックスの成熟したブドウの収穫が課題だった。収穫を遅くし、選別..
ナパでのワイン造り経験で猛暑に対処、シャトー・マルゴー2018（ボルドー2018プリムール）
試飲
山本 昭彦
ボルドーとカリフォルニアを行き来する醸造家は増えるばかりだ。グローバル化はマーケティングだけでなく、ワイン造りにも..
ヘクタール収量は10ヘクトリットル、ビオディナミ貫くポンテ・カネ2018（ボルドー2018プリムール）
試飲
山本 昭彦
オーナーの意思が堅固でなければ、ビオディナミは推進できない。一部の畑で実験しても、リスクを考えると、全面転換するの..
繊細さを豊満さが包み込む、本領発揮したラフィット・ロートシルト2018（ボルドー2018プリムール）
試飲
山本 昭彦
生産者がビオロジックやビオディナミの認証に固執しない理由の一つは、逃げ道を残しておきたいからだ。メドック北部でミル..
ビオディナミからくる純粋さと透明感、収量は激減でも最高品質のシャトー・パルメ2018（ボルドー2018プリムール）
試飲
山本 昭彦
2018年の左岸は、べと病の影響から逃れられなかった。どこも多かれ、少なかれ収量は減った。薬剤をまけないビオロジックや..
2016を上回る最高のヴィンテージ、シャトー・ラグランジュ2018（ボルドー2018プリムール）
試飲
山本 昭彦
2年前、ラグランジュ2016を試飲した際、再建の土台を築いた故・鈴田健二さんから聞いた言葉を思い出した。 「シャト..