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シャンパーニュ地方が14日に2003年に次ぐ深刻な霜害の打撃を受けた。シャンパーニュ委員会(CIVC)の推定によると、ブドウ畑の芽の40%が枯れ死した。
現地報道によると、霜害の発生時期は平年並みだったが、今年は芽吹きが早く、ブドウ樹は例年より約3週間早く成長していた。一部の地域では2月の気温が20度を超えていた。最も深刻な被害を受けた2003年は45%が被害を受けた。
CIVCは「ブドウの生育サイクルはまだ完了しておらず、収穫までの今後の気候条件も重要な役割を果たす。収穫への影響を評価するには時期尚早」と指摘している。収穫量が減っても、生産されるワインの品質に直接の影響は与えない。
CIVCの技術委員会は気候変動による被害に備えて、スプリンクラーでブドウ樹を凍らせたり、木質のペレットを燃やしてブドウ樹を温めるなどの対策に取り組んでいる。コストの低いロウソク(ブジー)は大量の二酸化炭素を排出するため、使用が減らされている。5月上旬から中旬までは霜害のリスクがあり、油断できない。
生産量の減少はシャンパーニュ産業に大きな影響を与える。シャンパーニュの出荷量は3年連続で減少しており、2025年は2億6600万本だった。コロナ禍の2020年(2億4400万本)を除くと2001年(2億6300万本)以来最低の数字だった。
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