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目が離せないスターのドメーヌ・アルロー、引き身の美しさがあるドメーヌ・アルロー

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 ブルゴーニュの造り手を訪問する際は、コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌに分けてプランをたてる。コート・ド・ニュイはジュブレ・シャンベルタンからニュイ・サン・ジョルジュまでが20分。なるべく隣り合った村を集中して効率的に回る。


 モレ・サン・ドニは外せないドメーヌがひしめき合っていて一気に回れる。デュジャック、セシル・トランブレい、ロベール・グロフィエ、ランブレイ、ポンソ、アルロー……1日で集中した方が比較しやすい。3つ星のデュジャックを除いてほとんどが2つ星だ。


 アルローの近年の充実ぶりは素晴らしい。1976年生まれのシプリアン・アルローが1998年にドメーヌの運営を始めて頭角を現した。2014年にビオディナミの認証を受けた。


 自ら飼う馬による耕作、短い剪定による低収量、足で踏む発酵、控えめな新樽。すべてのキュヴェの揮発酸やブレタノマイセスをチェックしている。細かく目を配っている。瓶詰め時の総SO2は30mg未満だ。


 2023年のシャンボール・ミュジニーを試飲した。夏が暑くて乾燥したヴィンテージ。午前中に収穫して房を冷却した。畑と集荷場所の両方で選果した。収量が多かったため、7月と8月にグリーン・ハーベストを行った。これは多くのドメーヌも同じ。アルコール度は13%台。コート・ド・ニュイの収穫は9月8日に始めた。


 「ドメーヌ・アルロー・ペール・エ・フィス シャンボール・ミュジニー 2023」(Domaine Arlaud Pere et Fils Chambolle-Musigny 2023)はボンヌ・マール下部のBuissiee、Les Herbues、Les Chardanes、les Gammairesの4区画0.16haのブレンド。レッドチェリー、ラズベリー、スミレ、しなやかなタンニン、凝縮したワインの多い年だが、生き生きしていてバランスが良い。ふくよかで、シャキッとした酸味と調和している。引き身の美しさがあり、包み込むようなフィニッシュ。平均樹齢は40年を超す。91点。


 ネゴシアン・ヴイティクルチュールの「シプリアン・アルロー」も好調で、自然派の聖地ジュラに進出する。動きから目が離せない。


 輸入元はヴァンパッシオン。
 

ち密なシプリアン・アルロー
妹のペルティーユが飼育する馬

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