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シャンパーニュの出荷量が3年連続で減少、2025年は2億6600万本の見込み

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 シャンパーニュの2025年の出荷量は前年より1.8%少ない2億6600万本と予測される。経済の低迷や各地の戦争の影響により3年連続で売り上げが減少する見込みだ。


 シャンパーニュ委員会が17日発表したプレスリリースによると、輸出量は2024年の1億5320万本から2025年は1億5200万本に減少する見込み。フランス国内の市場も減少傾向にあり、2025年の出荷数は前年の1億1820万本から1億1400万本に減少した。


 米国の関税、ウクライナの戦争、フランスの景気低迷、若年層のワイン消費の減少など、世界が直面する厳しい経済状況を反映していると見られる。


 売上高は51億7000万ユーロの見通し。シャンパーニュ業界にとって最優先事項のフランス国内市場を強化する必要性が指摘されている。


 シャンパーニュの売り上げはパンデミックの始まった2020年に2億4500万本まで落ち込んだが、2021年には3億2000万本、2022年には3億2500万本まで回復した。その後、状況は逆転し始め、2023年は2億2億9900万本に落ち込み、2024年には2億7200万本まで減少した。


 2025年の2億6600万本は、21世紀に入って9.11が起きて出荷量が抑制された2001年の2億6300万本に次いで4番目に少ない。


 シャンパーニュの売り上げは世界的な景気を示す指標の1つだ。トランプ大統領がグリーンランドの領有権を巡って、フランスを含む欧州8か国からの輸入品に10%の追加関税を課すと表明したことで、さらに懸念が高まっている。

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