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中国がブルゴーニュの70のPDO(原産地呼称保護)を保護することを承認した。輸出を促進し、不正使用や偽造の防止に役立つと期待されている。
ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)によると、この措置は12月3日から5日までのマクロン大統領の中国公式訪問を受けて、フランス大統領府から発表された仏中共同宣言の中に盛り込まれている。
これら70のPDOは2024年5月以降に既に登録されている10のPDOと合わせて、法的保護の恩恵を受ける。ブルゴーニュの84のPDOのうち80が保護され、残り4つは法的、行政上の手続きを経て近いうちに保護される予定だ。
中国は2016年以来、ボルドーのAOPとIGPの原産地呼称をすべて認定した。
BIVBによると、中国本土におけるブルゴーニュワインの存在感は高まっている。過去10年間でブルゴーニュワインの輸出量は倍増した。75clボトルで2015年は140万本だったが、2024年に約300万本になった。レジョナルやヴィラージュのワインも広がっている。2025年も最初の9か月間で輸出量は前年比1.4%とわずかに増加した。
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