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スイス・ジュネーブに本拠を置くオークションハウス「バゲラ・ワイン」が8日にオークションに出品を予定していたシャトー・ムートン・ロートシルトの垂直コレクションが、真正性に疑問があるとの指摘を受けて、取り下げられた。
ドリンクス・ビジネスによると、このコレクションは1945年から2005年まで61本からなる。掲示板「Wine Berserkers」で、偽造ワイン問題を追及する弁護士ドン・コーンウェルが「1962、1969、1972年を除くすべてのボトルが明らかに偽造品」と指摘した。コーンウェルによれば、1945年から1979年までのすべてのワインのカプセルが、ムートン傘下の別のシャトーのもので、1945年から1984年までのボトルがラベルにボトル番号がなく、「R.C.」 (レゼルヴ・デュ・シャトー)のマークがない。
また、ボトルのガラスについても疑問を呈した。歴史的なヴィンテージで、最も偽造品の多い1945年については、本物のボトルなら底に向かってテーパーしているのに、太さが均一になっていて、ガラスのコードも当時のものと異なる。戦勝を示す月桂をかぶせた「V」をあしらったラベルも、2枚を合わせた本物と違って1枚になっているという。
このオークションハウスは2016年初めにも、ルクセンブルグの投資ファンド「ノーブル・クリュ」が出品したドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのワインが怪しいとして、いくつかのロットを取り下げた。
ドリンクス・ビジネスによると、このコレクションは1945年から2005年まで61本からなる。掲示板「Wine Berserkers」で、偽造ワイン問題を追及する弁護士ドン・コーンウェルが「1962、1969、1972年を除くすべてのボトルが明らかに偽造品」と指摘した。コーンウェルによれば、1945年から1979年までのすべてのワインのカプセルが、ムートン傘下の別のシャトーのもので、1945年から1984年までのボトルがラベルにボトル番号がなく、「R.C.」 (レゼルヴ・デュ・シャトー)のマークがない。
また、ボトルのガラスについても疑問を呈した。歴史的なヴィンテージで、最も偽造品の多い1945年については、本物のボトルなら底に向かってテーパーしているのに、太さが均一になっていて、ガラスのコードも当時のものと異なる。戦勝を示す月桂をかぶせた「V」をあしらったラベルも、2枚を合わせた本物と違って1枚になっているという。
このオークションハウスは2016年初めにも、ルクセンブルグの投資ファンド「ノーブル・クリュ」が出品したドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのワインが怪しいとして、いくつかのロットを取り下げた。
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