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米ワシントン州のビバリー、州内で21番目のAVAに認定

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 米国ワシントン州のビバリー(Beverly)が、5年ぶりにワシントン州の新たなAVA(アメリカ政府公認ブドウ栽培地域)となる。


 米国のアルコール・タバコ税・貿易局(TTB)が2024年10月に正式に定義した。ビバリーはワシントン州で21番目のAVAとなる。ワシントン州のワイン産業の成長の証しとなっている。


 ワシントン州中央部に位置するビバリーAVA は、州内最小のAVAの1つで、総面積は2415 エーカー (977ha)。ブドウの栽培面積はわずか400エーカー (162ha) 。ワシントン州中央部で、広大なコロンビア・ヴァレーに含まれる。北のロイヤル・スロープと南のワルーク・スロープの間に位置する。


 ワシントン州で最も暑く風が強い産地の1つ。コロンビア川沿いで、年間降水量はわずか5インチ(127ミリ)と少ない。赤ワインに最適で、ほぼすべての地域で赤ワインが栽培されている。カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、マルベック、カベルネ・フランが主体で、果皮の暑い小粒の実をつけて、熟成向きのワインを生む。


 

(C)TTB

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