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ポイヤックのシャトー・ピション・バロンが辛口白ワイン「レ・グリフォン・ド・ピション・バロン グランヴァン ブラン セック 2023」(Les Griffons de Pichon Baron Grand Vin Blanc Sec 2023)を今月からネゴシアン経由で発売する。
メドックではシャトー・ディッサンも2024年からローヌ・ブレンドの白ワイン「ジャルダン・ディッサン」を生産して来年に売り出す。赤ワイン離れが進む中で白ワインブームが起きている。
レ・グリフォンは100%セミヨン。オーナーのアクサ・ミレジム傘下のシャトー・スデュイローの畑の最高部分からマッサール・セレクションしたブドウを2018年に、ポイヤック北部の樹齢20年の樹に接ぎ木した。ブア(Boua)と呼ばれる畑の石灰岩の岩盤の上にある冷たい砂利質の土壌を反映し、辛口白ワインを造るのにふさわしいという。
房ごと直接圧搾した後、マロラクティック発酵をせずに1年物のオーク樽で醸造し、澱を定期的にかき混ぜながら古樽で9か月熟成させた。セミヨン種のブドウ特有の繊細なテクスチャーを持ち、フレッシュでバランスがとれているという。
2023年の降雨量は456ミリで、2022年より30% 多い。7月に熱波はなく、8月初旬は涼しく曇りでブドウの酸度は高く保たれた。9月11日に手作業で収穫した。
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