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世界で最も安くワインを買える国は?日本は54番目で高め

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 日本のワイン価格は世界的に見て安いのか?世界で最も安くワインの買える国はパラグアイで、日本は65か国のうち54番目。高額な部類に入る。「ワイン・プライス・インデックス 2016」のレポートでわかった。
 モーターホームとキャラバンレンタルの調査会社「シェア・ア・キャンパー」が、ワイン観光との関連で、各国で生産されている白・赤ワインと、広く輸入されているワインの平均価格を調べて、安い順番に並べて、レポートにまとめた。関税やワイン生産の状況、輸入量、消費動向で小売価格は変わるが、現地でワインを購入して飲む場合の目安になる。
 現地産と輸入ワインを合わせた平均価格は、パラグアイが1本当たり6.74ユーロ(774円)で最も安く、最も高かったのはアラブ首長国連邦の34.85ユーロ(4006円)だった。2番目に安いのは7.48ユーロのセルビア、3番目は7.53ユーロのチェコだった。
 日本は18.46ユーロ(2122円)で54番目に安い。国産ワインが17.75ユーロ(2040円)、輸入ワインが19.17ユーロ(2203円)だった。ワイン生産国の中では、最も量が多いイタリアが17.69ユーロで49番、フランスが12.10ユーロで26番、スペインは10.03ユーロで13番、米国は13.60ユーロで35番。 
 生産量が上位10位に入る国の中では、アルゼンチンが7.92ユーロで4番目に安く、ブルガリアが9.65ユーロで8番目、ニュージーランドが9.83ユーロで10番目に安かった。物価やワインの生産コストが低い国が、ワイン価格も安いという傾向が出ている。非生産国では、韓国(61番目)やシンガポール(64番目)のように、高い関税を課す国は輸入ワインが高く、順位が低い。

価格の安い上位10か国の平均価格は以下の通り

1) パラグアイ     6.74ユーロ
2) セルビア      7.48ユーロ
3) チェコスロバキア  7.53ユーロ
4) アルゼンチン    7.92ユーロ
5) パナマ       8.28ユーロ
6) マルタ       8.62ユーロ
7) トルコ       8.87ユーロ
8) ブルガリア     9.65ユーロ
9) ネパール      9.71ユーロ
10) ニュージランド   9.83ユーロ

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