「オーストラリアワイン テイスティング東京2023」が9月25日に開催

　オーストラリアワインの多彩な魅力を約300種の試飲と専門家による3つのセミナーで探る業界関係者向けの
大型イベント「オーストラリアワイン テイスティング東京2023」が9月25日、東京・白金台の八芳園で開かれる。

　ワインオーストラリアの主催。220年を超す伝統を基盤とし、65の産地で100種以上のブドウ品種が栽培される多彩な産地の個性と、サステイナブルで斬新なワイン造りを紹介して、その魅力を再発見してもらうのが狙い。

　試飲会では、インポーター27社が取り扱う76ワイナリーのワイン約300種が供される。

　注目されるのが、ヤラ・ヴァレー、南オーストラリア州、マーガレット・リヴァーの3つの産地にフォーカスしたセミナー。

　ヤラ・ヴァレーは「ダイバーシティの必要性」と題して、メソクライメート、土壌構成、標高の多様性を深く掘り下げ、様々なサブリージョン、スタイルのワインを比較する。

　講師はエデュケーターで、シンガポールの「67　ポール　モール」アジア地域ワイン最高責任者を務めるリチャード・ヘミングMWとMW研修生の小原陽子さん。ヘミングMWは「JancisRobinson.com」の寄稿者で、コンペティションの審査員、教育家も務める。小原さんはワインライター、翻訳家、教育家として活躍している。

　「南オーストラリア州：バイ・ザ・グラス」は、アデレード・ヒルズ、クレア・ヴァレー、イーデン・ヴァレー、マクラーレン・ヴェールが生む革新的なガストロノミックワインを紹介し、日本の飲食業界で販売するための戦略を現場のプロが語る。ゲストスピーカーは南オーストラリア州ワインアンバサダーの小林誠治さん (ワイン・ラ・ターブル Managing Director)。

　マーガレット・リヴァーは「シャルドネ愛好家のパラダイス」と題して、地形、気候、土壌、ジンジン・クローンやブティック・ワイナリーの形態などを、世界の評論家の言葉を通じて紹介する。

　試飲会は12時から17時まで。セミナーは1時間。先着順の登録で各回の定員は65人。

▼「南オーストラリア州：バイ・ザ・グラス」11時

▼「マーガレット・リヴァー：シャルドネ愛好家のパラダイス」13時

▼「ヤラ・ヴァレー：ダイバーシティの必要性」15時

　参加費は無料。輸入会社、酒販店、小売店、卸会社、飲食店、ホテル、プレスなどの業界関係者に限定されている。申込みはイベント詳細ページ のオンライン申し込みフォームから。期限は9月22日まで。

問い合わせはワインオーストラリア　asia@wineaustralia.com

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