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シャンパーニュのエリック・ド・スーザが死去

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  シャンパーニュのアヴィーズに居を構えるド・スーザ家の当主エリック・ド・スーザが4日に亡くなった。59歳だった。地元メディアによると、長い闘病生活を送っていた。


 家族経営グローワーのド・スーザを興したのは、ポルトガル出身のマニュエル・ド・スーザ。ゾエミと結婚して生まれた子どもアントワーヌがあとを継いだ。エリックはアントワーヌの息子で3代目となる。


 1986年からエリックが指揮をとり、1999年にフランソワ・ブシェのコンサルティングで、2haからビオディナミを導入した。馬による耕作も始めた。父の時代はすべてをブレンドしていたが、キュヴェを細分化した。

 

 評価を高めて、星付きレストランやホテルで採用されている。ル・ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランスでは2つ星の評価。アヴィーズでは、ジャック・セロス、アグラパールと並ぶ存在だった。


 ピノ・ノワール2haとシャルドネ8haの自社畑からシャンパーニュを生産。アヴィーズ、クラマン、オジェから造る古木のブラン・ド・ブランで知られる。現在は長女のシャルロットが販売、次女のジュリーは栽培、ヴァレンティンは醸造を担当している。年産10万本。


 2004年からネゴシアンのゾエミ・ド・スーザを始めた。

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