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赤ワインで知られるボルドーのAOCメドックが白ワインの認可に向けて動いている。
メドック、オー・メドック、リストラック・アペラシオンの理事会が7月に開かれ、白ワイン用のアペラシオンを認定する計画が承認された。
1960年代まで、ボルドーの畑は白ブドウが支配的だった。生産者団体の会長クロード・ゴーダン(Claude Gaudin)によると、メドックでは、かつて辛口も甘口も大量の白ワインが生産されていた。1855年に格付けされたシャトーだけでなく、クリュ・ブルジョワでも白ワインの生産が広がっている。
メドック白AOCの仕様案は調整中で、2023年前半に提出される予定。2022年1月現在、メドックには169haの白ブドウの樹がある。白ワインの生産量は6000hl(80万本分相当)になる可能性がある。1930年代は200万本のピークだった。
ボルドーでは地球温暖化を受けて、2019年にAOCボルドーとボルドー・シュペリュールにアルバリーニョ、プティ・マンサン、リリオリラが補助品種として認められた。白ワインとクレマン・ド・ボルドーの人気も高まっている。
1960年代まで、ボルドーの畑は白ブドウが支配的だった。
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