メリーヴェール、マウント・ヴィーダー・ヴィンヤードを取得

　ナパヴァレーのセントヘレナに本拠を置くメリーヴェール・ヴィンヤーズは、標高の高い場所に位置するマウント・ヴィーダー・ヴィンヤードを取得した。

　メリーヴェールは、ハーラン・エステートのオーナーであるビル・ハーランが初めて設立したワイナリー。ここでワインメーカーだったドン・ウィーバー、ボブ・レヴィと出会い、ナパのウルトラ・プレミアムワインを目指すハーラン・エステートを設立した。1996年、スイスの実業家ジャック・シュラッターが引き継いだ。

　マウント・ヴィーダーはカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、ジンファンデル、シラー、グルナッシュが栽培されている。メリーヴェールは今回の買収により、ナパの3つのAVAにまたがる畑を所有することになった。2021年の収穫からこのブドウ畑の果実を受け取る。

　
　ワインメーカーのアンドリュー・ライトは、「ブドウの味は素晴らしく、濃厚でダークな赤系果実の特徴を持ち、プロファイル・エステート・ヴィンヤードから得られる香ばしい青い果実の香りを補完してくれる。山間部のポテンシャルの高い場所であり、この畑からどのようなワインができるのか非常に楽しみ」とコメントした。