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2020年の日本向けシャンパーニュ輸出量は、前年の1430万本より24.5%減少の1080万本だった。輸出額は2019年の3億5470万ユーロから24%減の2億7080万ユーロ。シャンパーニュ委員会が通関ベースの最終的な統計として発表した。
2016年の日本向け輸出量は1090万本で、2020年とほぼ同じ水準。シャンパーニュ委員会日本支部によると、日本市場はホテル・レストランなどオンプレミスは落ち込んだが、電子商取引がそれをカバーし、大幅な減少を食い止めたという。
全世界向け出荷量は17.9%減の2億4500万本。トップ輸出市場の米国は18.8%減少の2083万本だった。
日本向けシャンパーニュを種類別で見ると、その比率は2019年と大きな変化がない。ノンヴィンテージは62.4%で、2019年の63.6%から微減。米国と並んで世界的に多いプレスティージュキュヴェは量で10.9%、金額で31.9%とこれも大きく変わらない。
世界的には、レストランの休止などで美食向けのプレスティージュとロゼが減少しているのに対し、日本は価格のはる両者が根強い。オフ市場の需要も強いと見られる。
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