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中国とオーストラリアの貿易摩擦が高まる中で、中国の税関当局がペンフォールズを含む約2万本のオーストラリアワインの輸入を、ラベルの不備を理由に差し止めたことがわかった。
現地報道によると、輸入がブロックされたのはペンフォールズとバジャーズ・ブルック・エステートのワイン。香港に近い深せんの港では、福建省に拠点を置く電子商取引会社が輸入したペンフォールズのビン128・クナワラ・シラーズ2018と、ビン28・カリムナ・シラーズ2018が差し止めにあった。
重慶の港では、バジャーズ・ブルック・エステートの赤のブレンド、シラーズ、ピノ・ノワール、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランなどが差し止められた。合わせて2万本近くと見られる
ラベルの問題の内容はわからない。ペンフォールズを所有するトレジャリー・ワイン・エステート(TWE)が原因を調査している。
オーストラリアワインの2020年の輸出額は、中国の制裁関税により、横ばいになっている。
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