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新設されたオークションハウス「Top Lot」が、第1回目のワインオークションを、26日午後3時から、アカデミー・デュ・ヴァン青山校(東京・表参道)で開く。ジョルジュ・ルーミエのミュジニーの1999、2002や、アンリ・ジャイエのエシェゾー1988、ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥ2001などが出品される。
Top Lotは国内大手オークションハウスでワインオークションを20年以上にわたり成功させてきたスタッフが設立した。ワインの真贋鑑定では国内で最も権威のある堀賢一氏がアドバイザーを務めている。
0.1haから1樽か1樽半しか生産されず、地上で最も入手困難なブルゴーニュの赤ワインであるルーミエのミュジニーは1999、2000、2001、2002がそれぞれ単独で出品される。1999と2002の落札予想価格は58万-90万円。コルクを確認するためキャップに切れ目を入れている。
アンリ・ジャイエのエシェゾー1988の落札予想価格は54万-90万円。ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥ・レセルヴ2001は70万-120万円。こちらもコルクを確認するためキャップに切れ目を入れている。
ブルゴーニュ以外にも、ボルドー、シャンパーニュ、カリフォルニアなどが出品されている。
26日午後2時から下見会が行われる。電話、インターネットを通じてのライブビッドも行える。落札手数料は16.5%。
国内のオークションやインポーターが並行輸入して販売する高額ワインには多くの偽造品が含まれている。これは、経験を積んだワイン鑑定家が国内にほとんどいないため。Top Lotは「我が国における偽造ワイン研究の第一人者である、堀氏の豊富な経験と高い知見を活かすことで、ワインオークション事業の信頼性をより高め、更なる成長とサービスの充実を目指す」としている。
Top Lotの問い合わせは電話(03-6264-7105)。詳しくhttps://www.toplot.jp/
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