軽量イベント「グラン・ジュール・アン・カーヴ」、2021年3月に開催

　ブルゴーニュの生産者が世界のバイヤーやジャーナリストを迎え入れる2020年の「グラン・ジュール・ド・ブルゴーニュ」（Grands Jours de Bourgogne）は、新型コロナウイルスで2022年3月に延期される。代わりに、軽くしたイベント「グラン・ジュール・アン・カーヴ」（Les Grands Jours en Caves）が2021年3月15日から4日間にわたり行われる。

　グラン・ジュール・ド・ブルゴーニュは2年おきに開かれる見本市。1992年に始まった。ソムリエ、レストラン経営者、ワイン商、輸入業者、ジャーナリストらが参加し、シャブリ、コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ、マコネ、コート・シャロネーズ、コート・ド・ボーヌの各地区を、5日かけてバスで回り試飲する。1000の出展業者、生産者があり。2500人が訪問する。

　今年3月中旬に予定されていたグラン・ジュール・ド・ブルゴーニュは延期され、軽量版に形を変えて行われる。

　グラン・ジュール・ド・ブルゴーニュのラファエル・デュボワ会長は「国をまたぐ旅行は2021年3月には依然としてパンデミックスの影響を受ける怖れがある。メインイベントをすぐに日程変更するのは賢明ではない」としながらも「しかし、我々は顧客が来ないのを寂しく思い、産地に来られる人々を歓迎したい。そのようなつながりが我々には欠かせない」とコメントした。