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ボンヌ・マールや優れたシャンボール・ミュジニーで知られたモレ・サン・ドニのロベール・グロフィエが22日、亡くなった。葬儀はモレ・サン・ドニの教会で、29日午後3時(現地時間)から行われる予定。
グロフィエ家は19世紀のフレデリックにさかのぼる歴史を持ち、ロベールの父ジュールが1950年代にドメーヌを創設し、ロベールが本格的に自家元詰を始めた。現在は孫のニコラが中心となって、彼の父セルジュと共にドメーヌを運営している。
1haのボンヌ・マール、0.47haのシャンベルタン・クロ・ド・ベーズに加えて、シャンボール・ミュジニーにレ・オードワ、レ・サンティエ、レ・ザムルーズの合わせて約3.2haのプルミエクリュを所有している。1.12haのレ・ザムルーズは最大の所有者。ジュブレ・シャンベルタンやブルゴーニュ・パストゥグランも含めて計7.5haを所有する。
ジュールは1960年に、購入した畑をロベールを含む3人の子供に分割して譲渡した。ロベールは兄弟の畑を購入し、所有畑を増やした。14歳からジュールと働いていたロベールは、73年から本格的に元詰を始めたが、一部はジョゼフ・ドルーアンにバルクで販売していた。
全房発酵や新樽の比率はヴィンテージによって変わる。ロベールは1984年まで100%全房発酵で、90年代は100%除梗した。2004年と2007年は除梗し、2005年は20%全房発酵を導入した。
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