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フランス各地が収穫の体制に入っている。ボルドーやシャンパーニュで収穫が始まったのに続いて、ローヌ地方の収穫も始まった。ボージョレの収穫開始日は9日に決まった。
ローヌワイン委員会によると、ローヌでは既に白ブドウの収穫が行われている。赤ワイン用ブドウの収穫は9月後半の見込み。ローヌ南部は4月と5月は冷え込んだが、6月の熱波で遅れを取り戻した。グルナッシュのヴェレゾン(色づき)は終わっていないが、昼夜の温度差が大きく、健全な状態で成熟が進行中という。
ローヌ北部は6月半ばに雹が降り、夏季は熱波のストレスを受けた。9月20前後に収穫が始まる見通し。
ボジョレー地方では、9月9日にAOCボジョレーとボジョレー・ヴィラージュの白ワインの収穫が解禁され、その後はクリュ・ボジョレー、赤ワインのAOCボジョレー、ボジョレー・ヴィラージュ、クリュ・ボジョレーと続く。
ボジョレー委員会のドミニク・ピロン会長は「地域経済にとっては災害で、生産量は少ないが、ブドウの品質はよい」とコメントした。
8月18日にボジョレー南部で雹が降り、収量が20-50%減少する見通し。ボジョレーとバルクワインの影響が大きいが、クリュ・ボジョレーへの影響は限定的。
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