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ドゥーツCEOのファブリス・ロセが退任

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 シャンパーニュのドゥーツとローヌのデュラス・フレールのCEOを26年間にわたり務めてきたファブリス・ロセが退任し、モエ・エ・シャンドンの元CCOのマーク・ホーリンガーが後任となる。


 アイ村のドゥーツとエルミタージュのデュラス・フレールは1993年、ルイ・ロデレールを所有するルゾー家に買収された。ロデレールの幹部だったロセは96年にドゥーツのプレジデントに就任した。


 ロセはロデレールから独立した経営を行うドゥーツで、アムール・ド・ドゥーツをヒットさせて、メゾンの勢いを取り戻した。デュラス・フレールではワイナリーを刷新し、エルミタージュの単一畑を始めた。


 ドゥーツはシェフ・ド・カーヴのミシェル・ダヴニュが引退し、後任にアヤラのカトリーヌ・ラトリーヴが就任する。来年に就任する新CEOともどもメゾンが若返る。


 ロデレール・コレクション・グループのフレデリック・ルゾーCEOは「ファブリス・ロセは、創業者の精神を巧みに継承しながら、歴史あるシャンパーニュ・メゾンを変革し、その足跡を残すだろう。デュラス・フレールはワイン界に影響力を持つファブリスに負うところが大きい。ファブリスは深い関与と完璧なプロ意識、疑いようのない才能によって、四半世紀にわたってこの2つのワイン企業を率いて、誰もが認める世界的な企業に成長させた」と発表した。


 ホーリンガーはグレンモーレンジィのCEOを経て、2018年にモエ・エ・シャンドンに参画した。

ファブリス・ロセ

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