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干ばつでポムロールの灌漑を一時的に承認

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 ボルドーの今年の干ばつを受けて、ポムロールの灌漑を一時的に認める要求が承認された。


 デカンターによると、ポムロールのアペラシオンの会長のジャン・マリー・ガルド会長(クロ・ルネ・オーナー)が、水不足と一定数の生産者の要望を理由に、INAO(国立原産地名称研究所)に、長年にわたる灌漑の禁止を一時的に撤回するよう求めた。


 これに対して、INAOは著しい水不足をもたらしたブドウ畑の例外的な生態学的条件を考慮して、7月20日から8月15日までの間の灌漑を認めた。必要な条件が厳しく定められ、監督される。


 バランスのとれた水資源の管理が求められ、ヘクタール当たりの平均最大負荷量は5500kgを超えてはならない。申請は灌漑方法や正確な面積を記載して2日前までに行い、内部と外部の監督を受ける必要がある。規定に違反する場合は、3750ユーロの罰金が課される。


 今年のボルドーは4月の霜、6月の雹、7月の熱波など厳しいストレスに見舞われている。保水能力の高い粘土質土壌が広がるポムロールでも水分ストレスが強い。


 ジロンド県南部で7月12日に発生した火災は、約2万1000haに広がり、12日間で1200人の消防士が動員され、3万6000人が避難した。高価なワインのリベール・パテルのあるランディラスでは林が燃えて、スモーク・テイントが懸念されている。


 気候変動が進むフランスでは、2020年に主に南部の30を超すアペラシオンが灌漑禁止の軽減措置を受けた。夏の暑さと乾燥で、ボルドーではペサック・レオニャンで初めて灌漑の減免申請が認められた。26haの47区画で行われた。

ペトリュスを臨むラフルールの畑(2019年撮影)

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