世界の最新ワインニュースと試飲レポート

MENU

  1. トップ
  2. 記事一覧
  3. 3つ星が新たに2軒、フランスの美食復活…ミシュランガイド・フランス2022

3つ星が新たに2軒、フランスの美食復活…ミシュランガイド・フランス2022

  • FREE

 ミシュランガイド・フランスの2022年版が22日、コニャックで発表され、2軒の3つ星、6軒の2つ星、41軒の1つ星が新たに加わった。3つ星は31軒、2つ星は74軒、1つ星は522軒となり、星付きは計627軒。。


 昨年はパリでロックダウンのさなかのオンライン会見だったが、今年はマスクを外してライヴ・イベントが行われた。通常は1月に発表されるが、2か月延長して、パンデミックで苦しんだレストランを時間をかけて審査した。現地のメディアは美食の復活として報じている。


 新たな3つ星はカシスのラ・ヴィラ・マディ(La Villa Madie)と、セーヌ川を見下ろすプレニチュード-シュヴァル・ブラン・パリ(Plenitude-Cheval Blanc Paris)の2軒。3つ星レストランは31軒となった。


 「ラ・ヴィラ・マディ」は2013年から、ディミトリ&マリエル・ドロワノーが経営する。地中海の海の幸と野生のハーブを組み合わせた繊細な料理で知られる。


 「プレニチュード」は、LVMHがパリに開いたホテルのシュヴァル・ブラン内にある。サン・トロペの3つ星「ラ・ヴァーグ・ドール」も兼任する44歳のシェフのアルノー・ドンケルがソースを生かした料理を供し、開業から1年もたたず3つ星を獲得した。


 1つ星を獲得したパリ18区の「鮨春栄」、3区の「オガタ・パリ」など和食も根強い人気がある。

 

 美食ガイドの聖典だったミシュランは、世界のベストレストランや口コミサイトなど多くのライバルの登場によって、近年はタブーをなくして革新してきた。


 まず、新しいアプローチをする若いシェフが世界から流入している。食のグローバル化が進み、旧態依然とした料理が健康や素材の新鮮さを意識した料理に変わっている現状が存在する。


 2020年には亡くなったポール・ボギューズの3つ星を格下げした。2019年にはわずか1年で3つ星を失った「ラ・メゾン・ド・ボワ」のマルク・ヴェイラがミシュランを訴えたが、敗訴した。


 更新を続ける中で摩擦はあるとしても、覆面調査員による審査方式の公平性と過去の蓄積は群を抜いている。その権威性はゆるいでいない。


2022年版の3つ星レストラン31軒は以下の通り
 

「レストラン・クリストフ・バキエ」(クリストフ・バキエ) 2018年から ル・カステレ ヴァール

「ラムロワーズ」(エリック・プラ) 2007年から シャニー ソーヌ・エ・ロワール

「ル・1947・オー・シュヴァル・ブラン」(ヤニック・アレノ) 2017年から クールシュヴェル サヴォワ

「レ・プレ・ドゥジェニー」(ミシェル・ゲラール) 1977年から ウジェニー・レ・バン ランド

「オーベルジュ・デュ・ヴュー・ピュイ」(ジル・グージョン) 2010年から フォンジュクス オード

「AM」(アレクサンドル・マツィア) 2021年から マルセイユ

「ル・プティット・ニース」(ジェラール・パセダ) 2008年から マルセイユ

「フロコン・ド・セル」(エマニュエル・ルノ) 2012年から メジェーヴ サヴォワ

「ル・クロ・デ・センス」(ローラン・プティ) 2019年から アヌシー サヴォワ

「ラ・ロシェル」(クリストファー・クータンソー) 2020年から シャラント・マリティーム

「ミラズール」(マウロ・コラグレコ) 2019年から マントン コートダジュール 

「ルイXV・アラン・デュカス」(アラン・デュカス) 2003年から モンテカルロ モナコ

「プレニチュード-シュヴァル・ブラン・パリ」(アルノー・ドンケル) 2022年から パリ1区

「レストラン ケイ」(小林圭) 2020年から パリ1区

「ランブロワジー」(ベルナール・パコー) 1988年から パリ4区

「ギィ・サヴォワ」 2002年から パリ6区

「アルページュ」(アラン・パッサール) 1996年から パリ7区

「ル・サンク」(クリスチャン・ル・スケール) 2016年から パリ8区

「エピキュール・ア・ロテル・ブリストル」(エリック・フレション) 2009年から パリ8区

「アレノ・パリ・オー・パヴィヨン・ルドワイヤン」(ヤニック・アレノ) 2015年から パリ8区

「ピエール・ガニェール」 1998年から パリ8区

「ル・プレ・カトラン」(フレデリック・アントン) 2007年から パリ16区

「ラシエット・シャンプノワーズ」(アルノー・ラルマン) 2014年から ティンクエ シャンパーニュ

「トロワグロ」(ミシェル・トロワグロ) 1968年から ロアンヌ ロワール

「レジス・エ・ジャック・マルコン」 2005年から サン・ボネ・ル・フロワ オー・ロワール

「ラ・ブイット」(ルネ&マキシム・メイユール) 2015年から サン・マルタン・ド・ベルヴィル サヴォワ

「ウストー・ド・ボーマニエール」(グレン・ヴィエル) 2020年から ボー・ド・プロヴァンス

「ラ・ヴァーグ・ドール」(アルノー・ドンケル) 2013年から サン・トロペ

「ラ・ヴィラ・マディ」(ディミトリ&マリエル・ドロワノー) 2022年から カシス

「ピック」(アンヌ・ソフィー・ピック) 2007年から ヴァランス ドローム

「ジョルジュ・ブラン」 1981年から ヴォナス アン

 

プレニチュードのヤマウズラのひな Facebook@plenitudeparis
2軒で3つ星を有するアルノー・ドンケル Facebook@plenitudeparis

購読申込のご案内はこちら

会員登録(有料)されると会員様だけの記事が購読ができます。
世界の旬なワイン情報が集まっているので情報収集の時間も短縮できます!

Enjoy Wine Report!! 詳しくはこちら

TOP