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LVMHワイン&スピリッツ事業、第3四半期の販売量は2019年より7%増加

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 ラグジュアリーグッズのLVMHの今年の第3四半期の売上高は、前年同期比で46%増加した。ワイン・スピリッツ部門の既存事業売上高も、2020年より30%増加した。


 LVMHの発表によると、今年の第3四半期の売上高は442億ユーロを達成し、2020年の同時期と比べて46%増加した。既存事業売上高は2020年および2019年と比較しても40%増加した。


 新型コロナウイルスの影響が懸念されていたが、LVMH最高財務責任者(CFO)のジャン・ジャック・ギオニーは「顧客基盤の大部分を占めるアッパーミドルクラスに悪影響を与える理由は見当たらない」と述べた。


 ワイン・スピリッツ部門の年初来9か月間の既存事業売上高は、2020年同時期より30%、2019年より10%の伸びを記録した。第3四半期には、LVMHが50%の株式を保有するアルマン・ド・ブリニャックの販売が初めて統合された。

 
 シャンパーニュ全体のこの期間の数量は、2019年の1-9月に比べて7%増加した。夏のレストランの再開や観光業のゆるやかな回復などの恩恵を受けた米国とヨーロッパでの成長が大きかったという。日本、東南アジア、旅行小売りはまだウイルスの影響に苦しんでいる。


 供給上の制約により、ヘネシー・コニャックの売上高の伸びは4%にとどまりまった。


 ワイン・スピリッツ部門は、モエ・エ・シャンドン、ドン・ペリニヨン、クラウディ・ベイ、ヘネシーなど25のメゾンを抱えている。

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