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フランスの雑誌La Revue du vin de Franceが2日、世界テイスティング選手権（La RVF World Tasting Championship）をローヌ地方アヴィニヨンで開き、ハンガリー・チームが初優勝を果たした。
2位は2013年と2018年に世界チャンピオンに輝いたベルギー勢。スペインは過去最高の3位を獲得した。パリで活躍するソムリエの石塚秀哉、分田達也、染谷文平さんの3人からなる日本チームは19位だった。
この国別対抗選手権は、白赤各12本をブラインドで試飲し、主要品種、国、アペラシオン、生産者、ヴィンテージを答える。ハンガリーは一昨年は12位、昨年は5位と、着実に順位を上げていた。今年は166点で、ベルギーの154点を引き離した。フランスは6位だった。
選手権は年々プロ化している。創設者フィリップ・ド・カントナックは、「チーム内の理解が不可欠である」と念を押して、各人が専門性を身につけるようにアドバイスしている。
出題された12本のワインは以下の通り。
NO.1
主要品種 : Pinot Noir
国 : フランス
アペラシオン : Champagne
生産者 : Bollinger
ヴィンテージ : 2012
NO.2
主要品種 : Chardonnay
国 : オーストラリア
アペラシオン : Kangaroo Island
生産者 : The Islander
ヴィンテージ : 2020
NO.3
主要品種 : Chenin
国 : アルゼンチン
アペラシオン : Mendoza
生産者 : La primera revancha
ヴィンテージ : 2019
NO.4
主要品種 : Baga 65 %
国 : ポルトガル
アペラシオン : Serra d'Aire
生産者 : Serradinha
ヴィンテージ : 2015
NO.5
主要品種 : Pinot Noir
国 : フランス
生産者 : Chorey les beaune
生産者 : Laroche
ヴィンテージ : 2019
NO.6
主要品種 : Merlot 60 % Cabernet Franc 25 % Sauvignon 15 %
国 : 南アフリカ
アペラシオン : Coastal region Stellenbosch
生産者 : Ruppert and Rothschild
ヴィンテージ : 2017
NO.7
主要品種 : Gruner Vetliner
Pays : オーストリア
アペラシオン : Wachau Federspiel
生産者 : Emmerich Knoll
ヴィンテージ : 2019
NO.8
主要品種 : Riesling
国 : ドイツ
アペラシオン : Rheinehessen
生産者 : Wittmann
ヴィンテージ : 2020
NO.9
主要品種 : Pinot Noir
国 : フランス
アペラシオン : Sancerre
生産者 : Vincent Pinard
ヴィンテージ : 2018
NO.10
主要品種 : Nebbiolo
国 : イタリア
アペラシオン : Barolo
生産者 : Gianfranco Alessandria
ヴィンテージ : 2017
NO.11
主要品種 : Grenache
国 : スペイン
アペラシオン : Aragon Campo de Borja
生産者 : Gil Estate Family
ヴィンテージ : 2018
NO.12
主要品種 : Savagnin
国 : フランス
アペラシオン : Cotes du Jura
生産者 : Domaine des Marnes Blanches
ヴィンテージ : 2014
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