公式テキストで優雅に学ぶ、「シャンパーニュアカデミー」基礎クラスが10月開講

　シャンパーニュの基礎知識を深める「シャンパーニュアカデミー」基礎クラスが、10月から3回にわたり開かれる。

　シャンパーニュ委員会日本事務局が、シャンパーニュの普及を狙いに、時代ごとのトップソムリエを起用して行ってきた。委員会のオリジナルテキストを使う体系的な講義で基礎を身につけられる。今回で20期目となる。日本は2017年に世界3位のシャンパーニュ輸出市場となった。シャンパーニュの消費拡大と共に歩み、クラスからは飲食業界で活躍する人材も生み出した。

　今期の日程は10月11日、11月13日、12月13日の午前1時から3時まで。会場は東京ミッドタウンのレストラン「六本木テラス　フィリップ・ミル」。ミルは国家最優秀職人賞（MOF）を受賞し、シャンパーニュ地方ランスの「レ・クレイエール」を2つ星に押し上げた。日本人の味覚に合う魚料理を得意とする。

　講師はレストランのシェフソムリエ、椨賢太郎さん。毎回、料理1品に5種の多彩なシャンパーニュをブラインドで試飲しながら、シャンパーニュの魅力を極める。3回のテーマは「ブレンドと単一品種」「ロゼ製法」「ヴィンテージ」となる。メゾンの有名なキュヴェはもちろん、輸入が始まったばかりのレコルタン・マニピュランも登場する。最終回には試験を実施し、ディプロマを授与する。

　シャンパーニュの講座は、各地のワインスクールで開かれているが、この基礎クラスはシャンパーニュ委員会の公式テストを使い、シャンパーニュに強いソムリエから、優雅な雰囲気で、体系的に基礎を学べる。

　受講料は4万5000円。申込みはメールで氏名、住所、電話番号を添えて日本事務局のこちらへ　yukari.sasamoto@champagne.jp