ジャン・フランソワ・ガヌヴァ、ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー2018…ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス

　ジュラの自然派生産者ジャン・フランソワ・ガヌヴァが、ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス誌の2018年の「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。
　ガヌヴァはジュラ地方ロタリエに本拠を構える家族ドメーヌで、1650年からの歴史を誇る。ジャン・フランソワはブルゴーニュのシャサーニュ・モンラッシェのジャン・マルク・モレで醸造責任者を務めた後に帰還、1998年から過度に酸化的でない、ブルゴーニュスタイルのワインを造り、世界的に評価されている。古木の残る畑をビオディナミで栽培し、亜硫酸を添加せずに、ドゥミミュイで熟成し、サヴァニャン、シャルドネ、ピノ・ノワール、トゥルソー、プルサールなどからワインを造っている。生産量が少ないため、本国フランスをはじめ各国で奪い合いになっている。妹のアンヌとともにネゴシアンも営んでいる。